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読売ジャイアンツ(巨人)、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<野手編>

2023/11/04

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産経新聞社



第4位 タフィー・ローズ

左投左打
外野手
在籍年数 2年(2004〜2005)
235試合、打率.267、241安打、72本塁打、169打点、5盗塁
 
 同ランキングのオリックス編、近鉄編に続き3球団目のランクインとなったローズ。巨人でもその打棒を発揮し、本塁打を量産した。
 
 アメリカ合衆国出身、身長182センチ、体重100キロ。ウエスタンヒルズ高から、1986年MLBドラフト3巡目(全体68位)でヒューストン・アストロズに指名され契約。マイナーリーグでは、デビューした88年から90年の3シーズンで計107盗塁をマークするなど、俊足を売りとしていた。
 

 
 1990年にアストロズでメジャー昇格を果たすと、シカゴ・カブス、ボストン・レッドソックスでもプレー。MLB通算225試合に出場し、打率.224、13本塁打、44打点、14盗塁、OPS.659の成績だった。
 
 1996年から日本球界に挑戦し、転機を迎える。驚異的なパワーで本塁打を量産すると、近鉄に在籍した8年間で288本塁打をマーク。50本塁打超えも2度記録した。最初の3年間は2桁盗塁を記録するなど、足の強みも生かした。
 
 巨人移籍後も近鉄時代同様の活躍を見せた。初年度は、打率.287、45本塁打、99打点をマークし、本塁打王のタイトル、ベストナイン(外野手部門)を獲得。両リーグでの本塁打王は外国人選手史上初の記録となった。また、ローズのほかにも長距離打者を揃えた巨人は、「史上最強打線」と呼ばれ、シーズン本塁打のプロ野球記録(259本)を打ちたてた。
 
 翌2005年シーズンからは外国人枠を外れ、日本人選手扱いとなった。同年は打率.240、27本塁打、70打点と成績を落とし退団となったが、2007年にオリックスで日本球界に復帰し、3年間活躍した。

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