広島東洋カープ、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>
2022/12/01
産経新聞社
第4位 ジェイ・ジャクソン
右投右打
在籍年数 3年(2016〜2018)
成績 175試合(176回)、10勝8敗2セーブ92ホールド、192奪三振、防御率2.10
主にセットアッパーとして活躍したジャクソン。最速155キロの速球を軸に、試合終盤を制圧するタフネス右腕だ。
アメリカ合衆国出身、身長185センチ、体重88キロ。ファーマン大から、2008年MLBドラフト9巡目(全体281位)でシカゴ・カブスから指名を受け契約。マイアミ・マーリンズ、ピッツバーグ・パイレーツ、ミルウォーキー・ブリュワーズを経て、2015年にサンディエゴ・パドレスでメジャーデビュー。6試合に登板したが結果は残せなかった。
活路を求めて日本球界移籍を決めたジャクソンは、2016年から広島でプレー。初年度からシーズンを通してセットアッパーを担い、同年は67試合に登板し、37ホールド、89奪三振、防御率1.71と抜群の安定感を見せ、チームのリーグ優勝に大きく貢献。北海道日本ハムファイターズとの日本シリーズでは、今村猛とともに全6試合に登板した。
翌2017年も前年同様の安定感を見せ、60試合登板で30ホールド、防御率2.03をマークし、リーグ連覇にも貢献。在籍3年間でチームはリーグ3連覇を果たした。
退団後は、ブリュワーズ傘下、千葉ロッテマリーンズ、シンシナティ・レッズ傘下を経て、今季はサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約。シーズン途中にメジャー昇格を果たしたが、オフにDFA。その後トレードでアトランタ・ブレーブスに移籍が決まった。