広島東洋カープ、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>
2022/12/01
産経新聞社
第3位 コルビー・ルイス
右投右打
在籍年数 2年(2008〜2009)
成績 55試合(354回1/3)、26勝17敗1ホールド、369奪三振、防御率2.82
投手陣を牽引する活躍を見せたルイス。精密なコントロールで四死球も少なく、打撃でも2年間で5本塁打を放った。
アメリカ合衆国出身、身長193センチ、体重104キロ。ベーカーズフィールド短大から、1999年MLBドラフト1巡目ラウンドC(全体38位で)でテキサス・レンジャーズに入団。02年に同球団でメジャーデビューを果たすと、03年には2桁10勝を挙げた(防御率は7.30)。その後、デトロイト・タイガースやオークランド・アスレチックスでプレーしたが、主にリリーフでの登板だった。
広島では2008年からプレー。故障による離脱もあったが、初年度から先発の柱として活躍した。最終的に15勝(8敗)、183奪三振、防御率2.68をマーク。僅差で最優秀防御率のタイトルは逃したが、最多奪三振を獲得した。
開幕投手も務めた翌2009年は11勝(9敗)、186奪三振、防御率2.96をマークし、2年連続となる最多奪三振のタイトルを獲得。与四球はわずか19で、K/BB(制球力を示す指標。奪三振数÷与四球)9.78は、NPBシーズン記録(規定投球回以上)となっている。同年オフにはメジャー復帰を果たした。
古巣レンジャーズに復帰したルイスは、先発として大活躍。2016年までの7年間で(13年は全休)2桁勝利4度、計65勝を挙げるなど、レンジャーズは“逆輸入”に成功した。