広島東洋カープ、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<野手編>
2022/12/02
産経新聞社
第2位 ルイス・ロペス
右投右打
内野手
在籍年数 5年(1996〜1997、2000〜2002)
成績 575試合、打率.305、654安打、112本塁打、442打点、2盗塁
高水準の成績を残し続けたロペス。確実性の高い打撃が特徴で、三振も少なかった。
アメリカ合衆国出身、身長185センチ、体重90キロ。ラファイエット高から、1982年MLBドラフト2巡目(全体48位)でロサンゼルス・ドジャースに指名され契約。90年に同球団でメジャーデビューし、翌91年にはクリーブランド・インディアンスで自己最多の35試合に出場した。だが、以降はメジャー昇格も叶わず、MLB通算41試合の出場、打率.205にとどまっている。
活路を求めて、96年の広島入団を機に来日。初年度からファーストのレギュラーに定着すると、打率.312、25本塁打、109打点をマークし、打点王、ベストナインを獲得した。翌97年には、さらに成績を伸ばし、打率.320、170安打、30本塁打、112打点で2年連続の打点王とベストナイン、最多安打にも輝いた。浅いカウントから積極的に打って出るタイプだったために、三振は少なかった一方で、四球での出塁も少なかった。
97年オフに新天地・福岡ダイエーホークス(現ソフトバンク)へ移籍し、1年間活躍。その後2000年に広島に復帰し、3シーズンプレー。2001年にはキャリアハイの32本塁打を放った。退団後は、米独立リーグへと移った。