阪神タイガース、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>
2023/11/06
産経新聞社
第3位 ジェフ・ウィリアムス
左投右打
在籍年数 7年(2003〜2009)
成績 371試合(371回2/3)、16勝17敗47セーブ 141ホールド、418奪三振、防御率2.20
セットアッパーとしての活躍が目立ったウィリアムス。左のサイドハンドから繰り出す150キロ超の速球と、切れ味鋭いスライダーは相手チームの脅威となった。
オーストラリア出身、身長183センチ、体重88キロ。サウスイースタンルイジアナ大から、アトランタオリンピック(1996年)・オーストラリア代表としての活躍もあり、同年にロサンゼルス・ドジャースと契約。99年に同球団からメジャーデビューを飾ると、4年間で37試合に登板した。またこの間に代名詞となるサイドスロー転向を決めている。
阪神では2003年からプレー。開幕当初はセットアッパーを担ったが、チーム事情で急遽クローザーを務めた。最終的に52試合に登板し、25セーブ、防御率1.54と抜群の安定感を見せ、チームのリーグ優勝に大きく貢献した。
2005年には久保田智之、藤川球児とともにそれぞれの頭文字をとって「JFK」と呼ばれる勝利の方程式を形成した。同年は75試合登板で37ホールド、防御率2.11をマークし、2年ぶりのリーグ優勝に貢献。以降も絶対的なセットアッパーとして君臨し、2007年には60試合登板で、42ホールド、防御率は驚異の0.96をマークした。
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