阪神タイガース、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>
2023/11/06
産経新聞社
第1位 ランディ・メッセンジャー
右投右打
在籍年数 10年(2010〜2019)
成績 263試合(1606回1/3)、98勝84敗1ホールド、1475奪三振、防御率3.13
10年に渡り活躍し、2019年限りで引退したメッセンジャー。イニングイーターとしても知られており、奪三振率も高い。
アメリカ合衆国出身、身長198センチ、体重109キロ。スパークス高から、1999年MLBドラフト11巡目(全体326位)でフロリダ・マーリンズ(現マイアミ)に入団。2005年に同球団でメジャーデビューすると、リリーフ投手として06年には59試合、07年には60試合に登板し、タフネスぶりを発揮した。サンフランシスコ・ジャイアンツ、シアトル・マリナーズでもプレー。MLB通算は173試合の登板で、4勝12敗、防御率4.87、WHIP1.65の成績だった。
阪神では2010年からプレー。開幕当初はセットアッパーを務めたが、すぐに先発へ転向。初年度は不安定な投球も目立ち、5勝(6敗)、防御率4.93に終わった。
翌11年からは先発ローテーションに定着。12勝、防御率2.88の好成績を残した。以降はさらに飛躍し、2013年に30試合(196回1/3)を投げ、12勝、183奪三振、防御率2.89をマーク。最多勝と最多奪三振のタイトルを獲得した。2014年にも31試合(208回1/3)を投げ、13勝、226奪三振、防御率3.20をマークし、2年連続となる最多奪三振に輝いた。
在籍10年間で2桁勝利7度、規定投球回に8度到達。開幕投手を6度務めるなどエース格としてチームを支え続けた。
その他にも郭李建夫やベン・リベラ、トレイ・ムーア、ジェイソン・スタンリッジ、ピアース・ジョンソンらも光る活躍を見せた。また、ロベルト・スアレスは2年間で圧巻の成績を残し、海を渡った。