阪神タイガース、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<野手編>
2023/11/06
産経新聞社
第4位 ジョージ・アリアス
右投右打
内野手
在籍年数 3年(2002〜2004)
成績 367試合、打率.265、357安打、95本塁打、273打点、4盗塁
「第3次ダイナマイト打線」の一角を担ったアリアス。パワフルな打撃で多くのアーチを架けた。
アメリカ合衆国出身、身長180センチ、体重86キロ。アリゾナ大から、1993年MLBドラフト7巡目でカリフォルニア・エンゼルス(現ロサンゼルス)に入団。96年に同球団でメジャー昇格を果たし、84試合に出場。打率.238、6本塁打28打点の成績を残した。翌97年途中にサンディエゴ・パドレスに移籍。計3シーズンプレーしたが、マイナーとの行き来をする生活だった。
パドレスを退団後、メキシカンリーグを経て、2000年に来日。オリックス・ブルーウェーブでは、2年間で64本塁打をマークするなど長打力が光った。この打棒を期待され、阪神への移籍が決まった。
阪神では、初年度となる2002年から32本塁打、82打点の成績。チームの打撃成績が率、本塁打、得点でリーグ5位に甘んじる中、助っ人として期待通りの活躍をみせた。
そして2003年、本塁打、打点でタイトル争いに食い込むほどの活躍を見せ、最終的に38本塁打、107打点をマーク。ベストナイン、ゴールデングラブ賞(ともに一塁手部門)にも輝くなどリーグ屈指の成績を残し、18年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。
阪神3年目の2004年も25本塁打に加え、自身最高の打率.272をマークしたが、チーム成績がふるわなかったこともあり同年限りで退団。その後、米マイナーリーグ、メキシカンリーグを経て、2006年に読売ジャイアンツでNPB復帰したが、結果を残せなかった。