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阪神タイガース、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<野手編>

2023/11/06

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産経新聞社



第3位 トーマス・オマリー

右投左打
内野手
在籍期間 4年(1991〜1994)
成績 490試合、打率.319、548安打、74本塁打、304打点、6盗塁
 
 卓越した打撃技術と優れた選球眼を持つオマリー。引退後は阪神でコーチも務めた。
 
 アメリカ合衆国出身、身長185センチ、体重89キロ。モンターズビル高から、1979年MLBドラフト16巡目(全体408位)でサンフランシスコ・ジャイアンツに指名され入団。82年に同球団からメジャーデビューすると、翌83年には自己最多となる135試合に出場した。だが、以降はシカゴ・ホワイトソックス、ボルティモア・オリオールズ、テキサス・レンジャーズ、モントリオール・エクスポズ(現ワシントン・ナショナルズ)、ニューヨーク・メッツと渡り歩いたが、レギュラー奪取には至らなかった。
 

 
 阪神には1991年に入団。主に「4番・ファースト」として年間通した活躍を見せ、打率.307、21本塁打、81打点の好成績を残した。翌1992年はチーム事情からサードに転向。打撃では打率.325、15本塁打、62打点、出塁率.460で最高出塁率のタイトルを獲得。守備でも高い能力を見せ、ゴールデングラブ賞(三塁手部門)に輝いた。
 
 1993年にはファーストに再転向し、打率.329、出塁率.427で2年連続の最高出塁率と首位打者を獲得。このシーズンはセイバーメトリクスの見地からは、リーグ最強打者であった。1994年にも打率.314、出塁率.429で3年連続となる最高出塁率に輝いた。
 
関連記事:セイバーメトリクスの視点で過去の打撃ベスト10を振り返ろう ~1993年編~
 
 退団後はヤクルトで2年間活躍した。ヤクルト時代も合わせたNPB通算成績でみても、出塁率は.422と出色の数字で、長打率.519を加えると、通算OPSは.941であった。

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