大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



NPB、歴代助っ人外国人選手ランキング<番外編>

2021/12/20

text By

photo

Getty Images



若林忠志

右投右打
投手
現役年数 17年(1936〜1944、1946〜1953)
所属球団、大阪タイガース・阪神(現阪神タイガース)、毎日オリオンズ(現ロッテ)
通算成績 528試合(3557回1/3)、237勝144敗、1000奪三振、防御率1.99
 
 多彩な変化球と高い制球力を武器に、主に先発として活躍した若林。
 現役時代を過ごした阪神・毎日ではともに選手兼任監督も務めた。

 1936年に阪神へ入団し、初年度から登板を重ねた。4年目の1939年には大きく飛躍し、28勝、防御率1.09、勝率.800で最優秀防御率、最高勝率を獲得した。
 
 以降はエースとしての投球を続け、1944年には22勝、防御率1.56、勝率.846で最多勝、最優秀防御率、最高勝率、シーズンMVPを獲得。1947年にも26勝、防御率2.09をマークし、2度目のシーズンMVPに輝いた。
 
 阪神退団後は毎日で3年間プレーし、引退後は3球団でコーチを務めた。その功績から1964年に殿堂入り。2011年からは阪神によって「若林忠志賞」が創設され、社会貢献に寄与した同球団の選手を表彰している。

【次ページ】呉昌征(呉波)
1 2 3 4 5


error: Content is protected !!