千葉ロッテ育成・和田康士朗が支配下契約「両親に感謝の気持ちを伝えたい」 井口監督も太鼓判「打撃も豪快で非常に面白い」
2020/06/01
千葉ロッテマリーンズは1日、育成選手の和田康士朗外野手と支配下選手契約を結んだと発表した。新背番号は「63」となる。
和田は、小川高、富山GRNサンダーバーズを経て、2017年育成ドラフト1位でロッテに入団した21歳。高校時代は陸上部に所属するなど、高校野球を経験していない異色の経歴の持ち主だ。
和田は、球団を通じて「嬉しいですしホッとしています。両親に感謝の気持ちを伝えたいです。ここまでの道のりはとても長く感じ、心が折れそうになったこともメチャクチャありました。母に電話をして相談をしたこともありました。母からは『悔いのが残らないようにやりなさい』、『中途半端にだけはならないようにしなさい』と励ましてもらい、その言葉がこれまでの自分の支えでした。自分のアピールポイントは足だと思うので、まずは足でチームに貢献をしたいと思っています」と心境を語った。
また、井口資仁監督は、「和田は自分の力で支配下選手契約を勝ち取りました。彼の一番の魅力は足。十分に一軍戦力として貢献してもらえると思っていますし、だからこそ、この開幕前の時期に支配下選手契約にしてもらいました。打撃も豪快で非常に面白い。6月2日から始まる練習試合でアピールをして次は開幕一軍の切符を手に入れて欲しいです」と期待を込めた。