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広島・佐々岡真司監督の現役時代は?――プロ野球12球団監督の選手成績を振り返る

2020/06/06

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佐々岡真司の現役時代

 今シーズンから広島の監督に就任した、佐々岡真司氏。
 昨シーズンは同球団の一軍投手コーチを務めており、Bクラスに終わったチームを率い、巻き返しを図る。
 
 現役時代の佐々岡は、NTT中国から1989年ドラフト1位で広島に入団後、初年度から先発・クローザーとフル回転し、44試合(151回1/3)に登板。13勝17セーブ、129奪三振、防御率3.15を記録。新人らしからぬ活躍を見せた。
 
 翌1991年は先発に専念。33試合(240回)に登板し、17勝、213奪三振、防御率2.44の成績を残し、チームをリーグ優勝に導いた。個人としては最多勝、最優秀防御率、ベストナイン、さらにはシーズンMVPと沢村賞にも輝いた。
 
 翌1992年も12勝を挙げ、3年連続2桁勝利をマーク。1995年には自身初の開幕投手を務めるも、シーズン途中でクローザーに転向。1996年にはシーズン通してクローザーを務め、49試合(69回)に登板し、23セーブ、71奪三振、防御率1.70と抜群の安定感を見せた。
 
 1998年途中からは先発に再転向。1999年には、26試合(190回)に登板し、15勝、150奪三振、防御率3.27の好成績を残した。翌2000年にも2桁10勝を挙げた。
 
 以降は先発・クローザー、さらにはセットアッパーなど様々な役割で起用され、2003年に通算100勝100セーブを達成した。2006年にはチーム最年長ながら年間通して先発ローテーションを守り抜き、規定投球回にも到達。8勝を挙げた。
 
 広島一筋を貫き、2007年限りで現役を引退。18年間に渡りあらゆる役割をこなし、フル回転の活躍でチームの投手事情を支えた。

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