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西武・辻発彦監督の現役時代は?――プロ野球12球団監督の選手成績を振り返る

2020/06/09

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辻発彦の現役時代

 今シーズンで就任4年目となる西武・辻発彦氏。
 2018年からチームをリーグ2連覇に導く高い手腕を発揮。過去2年はクライマックスステージでいずれもソフトバンクに敗れており、今シーズンはリーグ3連覇と悲願の日本一を狙う。
 
 現役時代の辻は、日本通運から1983年ドラフト2位で西武に入団。初年度は41試合の出場となったが、翌1985年には主に二塁手として110試合に出場した。1986年には二塁手で全試合に出場。打率.296、126安打、35盗塁をマークし、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得した。
 
 1987年はけがの影響で51試合の出場に終わったが、以降は不動の二塁手として活躍を続けた。1989年には130試合に出場し、初の3割超えとなる打率.304、133安打、33盗塁を記録。1993年にも110試合に出場し、打率.319、137安打、14盗塁をマークし、初の打撃タイトルとなる首位打者、最高出塁率(.395)にも輝いた。
 
 西武には1995年まで所属し、ベストナイン5回、1988年から7年連続受賞を含むゴールデングラブ賞8回を獲得。在籍中3度達成した日本一にも大きく貢献し、リーグを代表する二塁手として活躍した。
 
 1995年オフに自由契約となり、ヤクルトへ入団。移籍初年度には103試合に出場し、自己最高の打率.333、133安打をマークし、熟練した打撃を見せた。
 
 その後は代打など途中出場が増え、1999年にはけがが続き、同年限りで引退。16年間の現役生活を終えた。

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