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DeNAの開幕スタメンは?――2020年プロ野球12球団開幕スタメン予想【編集部フォーカス】

2020/06/11

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DeNAの開幕スタメン予想


 
 
 助っ人外国人選手を上手く活かし、強力打線を形成するDeNA。
 注目は新外国人のタイラー・オースティンと、新4番を任される見通しの佐野恵太だ。
 
 今シーズンから加入したオースティンは、かつてメジャーのプロスペクトランキングにも名を連ねており、その潜在能力は折り紙付きだ。オープン戦ではその能力を見せつけ、打率.343、12球団トップタイの4本塁打をマークし、強い存在感を示した。練習試合でも本塁打を放つなど好調を維持しており、激しい外国人枠争いからは一歩抜け出したと言っていいだろう。
 
 そして、オフにメジャー移籍を果たした筒香嘉智(現タンパペイ・レイズ)の後継者として、アレックス・ラミレス監督から主将、新4番に任命された佐野。オープン戦では12球団トップの11打点をマークし、練習試合でも4番として出場を続けている。首脳陣の期待に応え、佐野がシーズンを通して4番の座を死守できれば、チームにとって明るい材料となる。
 
 昨シーズンは41試合の出場にとどまり、巻き返しを図る梶谷隆幸、2年連続本塁打王に輝いているネフタリ・ソトの1、2番は破壊力抜群。練習試合では本塁打も放っているホセ・ロペスを5番、不動の三塁手、宮﨑敏郎を6番に置いた。
 
 熾烈な正捕手争いを繰り広げている伊藤光、戸柱恭孝の両者だが、実績で上回る伊藤を7番に、8番にはラミレス監督が提唱する「8番・投手」制を加味し、開幕投手の今永昇太、昨シーズンに続いて、9番には大和とした。
 
 昨シーズンは惜しくも2位となったDeNA。筒香の抜けた穴は大きいが、厚みを増した戦力とチーム力でカバーし、1998年以来のリーグ優勝、日本一へと駆け上がりたい。
 
 
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