今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【巨人・野手編】
2020/06/20
湯浅大
1人目は、高卒3年目の内野手・湯浅大だ。
湯浅は、健大高崎高から2017年ドラフト8位で入団。高校時代、最上級生となった2年秋から主将に就任、3年春には甲子園に出場した。湯浅自身はけがの影響で途中出場が続いたが、主将としてチームを牽引した。
2018年は主に三軍で経験を積み、昨シーズンは二軍で67試合に出場し、打率.240を記録。守備では主に遊撃、二塁を守った。一軍昇格を目指す今シーズンは、オープン戦で本塁打を放つなど、打撃でアピール。練習試合でも2本塁打を放つなど好調を維持し、さらなるアピールに成功した。持ち味であるスピードを活かしたプレーと、安定した守備も見せており、首脳陣からの評価も急上昇中だ。
開幕一軍入りを果たした湯浅。不動の遊撃手・坂本勇人の状態次第では、スタメン出場の可能性もあるだろう。
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