今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【広島・投手編】
2020/06/23
塹江敦哉
3人目は、高卒6年目左腕・塹江敦哉。
塹江は、高松北高から2014年ドラフト3位で入団。甲子園出場経験はないが、150キロを超える速球派左腕として注目を集めた。
ルーキーイヤーは二軍で経験を積み、翌16年のシーズン終盤に一軍初昇格。1先発を含む3試合に登板した。以降は二軍暮らしが続いたが、昨シーズンは二軍で主にリリーフとして好投を続け、3年ぶりに一軍へ昇格。11試合に登板し、防御率6.10となったが、投球回を上回る奪三振を記録した(20回2/3、23奪三振)。
一軍定着を狙う今シーズンは、オープン戦で好成績を残し、アピールに成功。練習試合でも登板を重ね、初の開幕一軍入りを決めた。特徴である奪三振率の高さを見せ、リリーフ陣の一角に食い込んでいく。
その他にも開幕一軍入りを果たした高橋樹也、高橋昂也、山口翔を始め、将来性豊かな選手の多い広島投手陣。今シーズンの活躍に注目していきたい。
今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【広島・野手編】