今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【中日・投手編】
2020/06/24
梅津晃大
2人目は、大卒2年目右腕・梅津晃大。
梅津は、東洋大から2018年ドラフト2位で入団。仙台育英高時代には2年春に甲子園に出場を果たした。東洋大では1年時から登板したが、以降はイップスやけがに苦しんだ。苦悩を乗り越え、4年時にリーグ戦初勝利を記録。その後、将来性を高く評価され、中日からドラフト指名を受けた。
ルーキーイヤーの昨シーズンは、夏場に一軍昇格を果たし、先発として初登板初勝利を記録。その後も好投を続け、4勝、防御率2.34と堂々たる成績を残した。
さらなる期待を背負った今シーズンは、オープン戦では打ち込まれたが、練習試合でも先発として登板を重ね、開幕ローテーション入りを決めた。21日のヤクルト戦では、7回無失点の好投で、今季初勝利を挙げている。スケールの大きい投球で、年間通した活躍を目指す。
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