今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【ヤクルト・野手編】
2020/06/25
廣岡大志
1人目は、高卒5年目の内野手・廣岡大志。
廣岡は、智辯学園高から2015年ドラフト2位で入団。2年時に2季連続で甲子園出場を果たし、主力選手として活躍した。
ルーキーイヤーの2016年は、シーズン終盤に一軍デビューを果たし、初打席初本塁打と強烈なインパクトを残した。2年目からは2年連続で一軍の「7番・遊撃」として開幕スタメンを勝ち取り、年々出場機会を増やしている。特に昨シーズンは、打撃不振に陥りながら2桁10本塁打を放つなど、ブレイクの兆しを見せている。
今シーズンは、遊撃にメジャーで実績を残したアルシデス・エスコバーが加入。若き主砲・村上宗隆も三塁が基本線とされており、厳しい状況に立たされている。3年連続の開幕一軍は勝ち取った廣岡。ここから打撃でアピールし、レギュラーの座をつかみ取る。
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