今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【ヤクルト・野手編】
2020/06/25
塩見泰隆
2人目は、社会人卒3年目の外野手・塩見泰隆。
塩見は、JX-ENEOSから2017年ドラフト4位で入団。武相高時代の甲子園出場経験はないが、帝京大では1年時からレギュラーとして活躍した。JX-ENEOSでは入社2年目にチームの主力へと成長し、同年にドラフト指名を受けた。
即戦力として期待された2018年は、二軍で3割を超える打率をマークし、夏場に一軍初昇格。プロ初安打も記録し、最終的に16試合に出場した。昨シーズンは、一軍で打撃不振に陥ったが、二軍では74試合に出場し、2年連続の3割越えとなる打率.310、16本塁打、23盗塁の好成績を残した。
今シーズンは、練習試合期間中にコンディション不良で離脱となったが、開幕直前で復帰。「5番・中堅」で開幕スタメンに名を連ね、20日の中日戦では本塁打も放った。安定した打撃を続け、レギュラー定着を目指す。
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