今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【西武・投手編】
2020/06/26
與座海人
3人目は、大卒3年目右腕・與座海人。
與座は、岐阜経済大から2017年ドラフト5位で入団。沖縄商学高時代には、3年時に2季連続で甲子園出場を果たし、サイドスローのエースとして活躍した。岐阜経済大では、アンダースローに転向。1年時から登板し、主将も務めた4年時には、チームを全日本大学野球選手権へと導いた。
ルーキーイヤーの2018年はけがの影響で一、二軍登板なしに終わった。さらに、けがの回復状況が思わしくなく、オフに右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、育成契約となった。リハビリを経て、昨シーズン終盤に実戦復帰。支配下復帰を果たした。
今シーズンは先発候補として名前が挙がっており、オープン戦、練習試合と好投を続け、猛アピール。見事開幕ローテーション入りを手にした。21日の日本ハム戦では、プロ初登板初先発を果たした與座。アンダースロー特有の軌道と、高い制球力を武器に先発ローテーションの座を死守する。
その他にも齊藤大将、伊藤翔、開幕一軍入りの森脇亮介らもアピールを続けており、今シーズンの活躍に注目していきたい。
今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【西武・野手編】