今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【西武・野手編】
2020/06/26
呉念庭
2人目は、大卒5年目の野手・呉念庭。
呉は、第一工業大から2015年ドラフト7位で入団。岡山県共生高では甲子園出場経験はないが、第一工業大では1年時からレギュラーとして活躍を続けた。なお、台湾国籍の呉だが、日本の高校、大学を卒業してのドラフト入団であるため、日本人選手扱いとなっている。
ルーキーイヤーの2016年に一軍デビューを果たし、43試合に出場したが、以降は出場機会が減少。昨シーズンは自身初めての一軍出場なしに終わった。
勝負の年となる今シーズン、オープン戦では打撃の調子が上向かなかったが、練習試合では本塁打を放つと、これを機に調子を上げ、開幕一軍入りを決めた。まずは与えられた場所で結果を残し、一軍生き残りをかける。
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