今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【ソフトバンク・投手編】
2020/06/27
泉圭輔
2人目は、大卒2年目右腕・泉圭輔。
泉は、金沢星稜大から2018年ドラフト6位で入団。金沢西高時代の甲子園出場経験はないが、金沢星稜大では1年時から登板を重ね、リーグ戦通算18勝をマークした。
ルーキーイヤーとなった昨シーズンは、開幕一軍入りとはならなかったが、二軍で好投を続け、シーズン序盤に一軍初昇格。同年はリリーフとして14試合に登板し、2勝3ホールド、防御率1.96と安定した投球を見せた。
さらなる期待がかかる今シーズンは、オープン戦で7回2/3を無失点に抑え、首脳陣へ猛アピール。練習試合でも評価を上げ、開幕一軍入りを決めた。長身から投げ下ろす速球を武器に、強力リリーフ陣に食い込んでいく。
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