今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【楽天・投手編】
2020/06/28
弓削隼人
1人目は、社会人卒2年目の弓削隼人だ。
弓削は、SUBARUから2018年ドラフト4位で入団。佐野日大高時代に甲子園出場は叶わなかったが、日本大では4年時に明治神宮大会出場を果たし、先発としてチームに貢献した。SUBARUでは入社1年目から登板を重ね、2年目にはエース格へと成長した。
ルーキーイヤーとなった昨シーズンは、一軍で 7先発を含む8試合に登板。3勝、防御率3.74をマークし、完封勝利も記録するなど大器の片鱗を見せた。
大きな期待がかかる今シーズンは、オープン戦で好投。練習試合では打ち込まれる場面もあったが、開幕ローテーション入りを掴んだ。今シーズン初先発となった23日の日本ハム戦では、6回2/3を無失点に抑える力投で勝利投手となった。長身から投げ下ろす動く速球で凡打の山を築き、先発ローテーション定着を狙う。
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