今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【楽天・野手編】
2020/06/28
太田光
2人目は、大卒2年目の捕手・太田光。
太田は、大阪商業大から2018年ドラフト2位で入団。広陵高では3年夏に甲子園出場を果たし、熱戦を演じた。大阪商業大では1年時から正捕手となり、いきなりMVPを獲得する大活躍を見せた。計6度のリーグ優勝に貢献し、多くのタイトルも獲得した。
ルーキーイヤーとなった昨シーズンは、開幕は二軍スタートとなったが、交流戦期間に一軍初昇格。最終的に55試合に出場し、プロ初本塁打も放った。
正捕手筆頭候補として期待がかかる今シーズンは、持ち前のキャプテンシーと高い守備力で首脳陣にアピール。オープン戦、練習試合と出場を続け、開幕一軍、さらには「8番・捕手」で開幕スタメンも手にした。この勢いで一気に正捕手定着を狙う。
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