今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【千葉ロッテ・投手編】
2020/06/29
中村稔弥
2人目は、同じく大卒2年目左腕・中村稔弥。
中村は、亜細亜大から2018年ドラフト5位で入団。清峰高時代に甲子園出場は果たせなかったが、亜細亜大では1年時からベンチ入りを果たし、2年時には最優秀投手に輝く活躍を見せた。以降もエース格として登板を重ね、リーグ戦通算18勝を記録した。
ルーキーイヤーとなった昨シーズンは、先発として一軍デビューを果たしたが、打ち込まれて二軍に降格。再昇格となった際には主にロングリリーフでの起用となり、初勝利も記録。最終的に10試合に登板した。
リリーフとして期待される今シーズンは、オープン戦、練習試合と登板を重ね、開幕一軍入りを果たした。独特なフォームから繰り出す「亜大ツーシーム」を武器に、リリーフ陣の一角に食い込んでいく。
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