今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【千葉ロッテ・野手編】
2020/06/29
佐藤都志也
1人目は、大卒ルーキー捕手・佐藤都志也。
佐藤は、東洋大から2019年ドラフト2位で入団。聖光学院高時代には2、3年夏の甲子園に出場を果たし、主力として活躍した。東洋大では4年時に主将を務め、「4番・捕手」としてチームを牽引。3年時からは2年連続で大学日本代表に選出されており、打力を活かすため、捕手の他に一塁、外野も守った。
即戦力として期待される今シーズンは、オープン戦から出場を続け、練習試合では3本塁打を放つなど打撃で猛アピール。一躍正捕手候補にも名乗りを挙げ、開幕一軍入りを果たした。
25日のオリックス戦でプロ初出場。27日にはプロ初安打となるサヨナラ打を放ち、チームに勝利をもたらした。田村龍弘の壁は厚いが、好調の打撃でアピールを続け、スタメンマスクを勝ち取りたい。
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