今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【オリックス・野手編】
2020/07/01
勝俣翔貴
1人目は、大卒ルーキー内野手・勝俣翔貴だ。
勝俣は、国際武道大から2019年ドラフト5位で入団。東海大菅生高時代には3年春にチームのエース、中心打者として甲子園出場を果たし、高校日本代表にも選出された。二刀流としても注目されたが、国際武道大では打者に専念。1年時からレギュラーとして活躍し、4年時には主将も務めるなど中核を担い、多くのタイトルも獲得した。
ルーキーイヤーの今シーズンは、キャンプから一軍に帯同。オープン戦では本塁打を放つなど首脳陣にアピールし、三塁のレギュラー候補に名乗りを挙げた。練習試合では中川圭太がけがで離脱したこともあり、主に三塁で多くの出場機会を与えられ、開幕一軍入りを決めた。開幕スタメンは逃したが、24日のロッテ戦で代打としてプロ初出場。翌25日には「7番・三塁」で初スタメンを飾り、順調に歩みを進めている。
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