今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【オリックス・野手編】
2020/07/01
宜保翔
3人目は、同じく高卒2年目の内野手・宜保翔。
宜保は、未来沖縄高から2018年ドラフト5位で入団。甲子園出場経験はないが、3年春の沖縄県大会では投手兼遊撃として創部4年目のチームを初優勝に導いた。小柄ながら類稀なる身体能力を持ち、プロから高評価を得ていた。
昨シーズンは二軍で111試合に出場。太田と同じくシーズン終盤に一軍デビューを果たし、初安打も記録するなど、多くの経験を積んだ。
迎えた今シーズンは、オープン戦で打率.344をマークするなど好調の打撃で猛アピール。二塁、遊撃の守備でも安定感を見せ、一躍レギュラー候補に躍り出た。しかし練習試合前に右手有鉤骨疲労骨折を負い、無念の離脱となった。まずはけがを完治させ、シーズン途中の復帰を目指す。
その他にも西浦颯大、開幕一軍入りを果たした佐野皓大と、太田、宜保と同期の廣澤伸哉、らもアピールを続けており、今シーズンの活躍に注目していきたい。
今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【オリックス・投手編】