猛虎復活の希望。阪神の2010年ダイナマイト打線は抜け目ない破壊力――プロ野球最強打線を振り返る
2020/07/02
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プロ野球が6月19日に開幕。開幕延期に伴って、クライマックスシリーズが、パ・リーグは1位と2位のみ、セ・リーグは中止となり、レギュラーシーズン首位の座を巡って、例年以上に熱い戦いとなる。
過密日程も相まって投手陣の負担が増すことが予想され、勝利の鍵を握るのはやはり打線だろう。同一カード6連戦ともなれば、苦手意識によって打線が湿り大型連敗する可能性がある。一方で、週前半で投手陣を攻略できれば、連戦を優位に戦うことができるだろう。
今年も西武の「山賊打線(獅子おどし打線)」のような強力ラインアップが誕生すれば、優勝にぐっと近づくことができるはずだ。今回も、過去に一世を風靡した強力打線を振り返る。第4回は、2010年の阪神タイガースの「ダイナマイト打線」だ。
【次ページ】チーム打率.290の2010年ダイナマイト打線
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