王貞治は48本塁打でも不調? セイバーメトリクスの視点で過去の打撃ベスト10を振り返ろう ~1972年編~
2020/07/30
text By
DELTA Dousaku
photo
Getty Images, DELTA・道作
タグ: 106盗塁, 1972年, DELTA, NPB, wOBA, wRAA, コラム, シーズン, ジョージ・アルトマン, ジョーンズ, スポーツ, セ・リーグ, セイバーメトリクス, データから見る, デーブ・ロバーツ, パ・リーグ, プロ野球, ランキング, リーグ平均, ロペス, 一覧, 三村敏之, 個人成績, 割合, 勝利換算, 土井正博, 基満男, 大杉勝男, 山本一義, 平均比, 張本勲, 打撃, 打撃10傑, 打撃ベスト10, 打撃成績, 有藤通世, 王貞治, 田淵幸一, 白仁天, 福本豊, 若松勉, 荒川事件, 荒川尭, 衣笠祥雄, 谷沢健一, 野村克也, 長嶋茂雄, 長池徳二, 阪急黄金時代, 高田繁
本企画はNPB過去年度の打撃ベスト10を眺め、往事の野球を今の視点から振り返り楽しんでもらおうというものだ。ただベスト10は従来の打率ではなく、セイバーメトリクスにおける総合打撃指標wRAA(※1)を採用する。これはリーグ平均レベルの打者が同じ打席をこなした場合に比べ、その打者がどれだけチームの得点を増やしたかを推定する指標だ。この視点で振り返ることで、実は過小評価されていた打者がわかるということもあるかもしれない。