王貞治の全盛期が到来 セイバーメトリクスの視点で過去の打撃ベスト10を振り返ろう ~1973年編~
2020/08/02
text By
DELTA Dousaku
photo
Getty Images, DELTA・道作
タグ: 1973年, DELTA, NPB, wOBA, wRAA, クラレンス・ジョーンズ, コラム, シーズン, ジョージ・アルトマン, ジョン・シピン, スポーツ, セ・リーグ, セイバーメトリクス, データから見る, デーブ・ロバーツ, パ・リーグ, プロ野球, ランキング, リーグ平均, ロペス, 一覧, 三村敏之, 井上弘昭, 個人成績, 割合, 加藤秀司, 勝利換算, 土井正博, 基満男, 大杉勝男, 山本一義, 山本浩二, 山本浩司, 島谷金二, 平均比, 張本勲, 打撃, 打撃10傑, 打撃ベスト10, 打撃成績, 有藤通世, 江尻亮, 江藤慎一, 王貞治, 田淵幸一, 福本豊, 若松勉, 谷沢健一, 野村克也, 長池徳二
本企画はNPB過去年度の打撃ベスト10を眺め、往事の野球を今の視点から振り返り楽しんでもらおうというものだ。ただベスト10は従来の打率ではなく、セイバーメトリクスにおける総合打撃指標wRAA(※1)を採用する。これはリーグ平均レベルの打者が同じ打席をこなした場合に比べ、その打者がどれだけチームの得点を増やしたかを推定する指標だ。この視点で振り返ることで、実は過小評価されていた打者がわかるということもあるかもしれない。