モイネロ、ムーア、バレンティン…ソフトバンクに所属する助っ人外国人選手の活躍は?――2020年シーズン、ここまでの助っ人外国人選手の活躍を振り返る
2020/08/25
野手
ウラディミール・バレンティン(日本人選手扱い)
投打 右投右打
守備位置 外野手
昨季成績 120試合、打率.280、115安打、33本塁打、93打点
今季成績 47試合、打率.196、31安打、9本塁打、22打点
東京ヤクルトスワローズから移籍したバレンティン。来日10年目の今季からは日本人選手扱いとなる。昨季も33本塁打を放つなど長打力を発揮し、ソフトバンクでもその活躍に期待がかかったが、開幕から絶不調。6、7月は7本塁打を放つも、打率.182と大きく低迷した。8月に入っても本調子とは程遠く、打順も下位に。8月21日には二軍降格となった。
アルフレド・デスパイネ
投打 右投右打
守備位置 外野手
昨季成績 130試合、打率.259、116安打、36本塁打、88打点
今季成績 3試合、打率.250、3安打
来日7年目を迎えたデスパイネ。昨季は主に4番打者としてリーグ2位の36本塁打を放つなど、日本一に大きく貢献した。昨オフに開催予定の東京五輪予選にキューバ代表として出場するため帰国。しかし、新型コロナウイルスの影響で大会は中止、来日も不可能な状況となり、今季の開幕は絶望的に。7月中旬にようやく来日を果たすと、隔離期間を経て、8月21日にバレンティンと入れ替わりで一軍昇格。遅れを取り戻す活躍が期待されている。
ジュリスベル・グラシアル
投打 右投右打
守備位置 外野手、三塁手
昨季成績 103試合、打率.319、119安打、28本塁打、68打点、4盗塁
今季成績 6試合、打率.304、7安打
来日3年目を迎えたグラシアル。昨季は規定打席には届かなかったものの打率.319、28本塁打をマークし、日本シリーズMVPにも輝いた。今季はデスパイネと同じ状況下に置かれ、ともに来日。8月18日に一足早く一軍昇格を果たすと、23日ロッテ戦では猛打賞を記録するなど、存在感を放っている。