オリ最下位でも観客動員100万人最速突破!グッズの売り上げは1.6倍!【どら増田のオリ熱コラム #49】
開幕から最下位を抜け出せずにいるオリックスだが、観客動員は最速で100万人を突破した。昨年の快進撃のまま増え続ける観客動員をこのまま伸ばすかは後半戦の戦いにかかっている。
2015/07/21
事業面でもファン獲得に尽力
「ファンサービスは年々向上してますね。特にファンクラブは入ってて良かったです。」
先日、京セラドームでファンに取材するとこんな答えが返って来た。ユニフォーム(ファンジャージ)が入会特典になった昨年からファンクラブの会員数は一気に増加している。3年以上継続すると京セラドーム内に名前が掲示されるサービスも、通路一面では収まらなくなり、場所を移動して二面で掲載されるようになった。また今季からはファンクラブ会員(ゴールド以上)のみが利用出来るスペシャルラウンジ「CLUB STADIUM」もオープン。たまにはゆっくりと試合が見たいというファンにはとても好評だ。
「オリックスはグッズのセンスがいい」
これは他球団のファンから度々言われることだが、今年は例年に比べてグッズに力を入れている。京セラドーム内にある直営店「Bs SHOP」や神戸・三宮にある直営店「B-WAVE」は試合開催日になると物凄い活気が溢れてる。5月末の時点でグッズの売り上げは昨年比1.6倍。店内のファンの動きを見ると定番のユニフォームやタオル、Tシャツだけではなく、オリ姫用に作られたグッズもよく売れており、今年は42選手も発売された選手会プロデュースTシャツもあっという間に完売し、発表された時は賛否両論だった地球柄の「Bs夏の陣2015」グッズも完売アイテムが続出していた。8月15日から2日間開催される男性ファン向けイベント「Bsオリ達デー」までは、ファンの興味を唆るグッズの販売が予想されるだけに、昨年比の率はさらに上がることが考えられる。
夏までは攻めに攻めまくっていた球団のファンサービスだが、秋以降はチーム状況に左右される部分が大きい。優勝争いをした昨年は「MISSION OCTOBER」という企画を実施。今年の夏の陣「HIGH!」Tシャツのように、選手やスタッフ、そしてファンがTシャツを着用し、優勝というミッションに向かって進んで行った。今年もこの様な企画が出来るかどうかは、チームが”奇跡”を起こせるかどうかにかかっている。
ハードにソフトが追いついた時、大きな奇跡が起こるはずだ。