菅野智之が3冠、岡本和真、村上宗隆は2部門でトップにーー8月終了時点のタイトル選手は?<セ・リーグ編>
2020/09/04
セーブ、ホールドポイント、奪三振
♢セーブ
セーブ数は、12セーブを挙げた阪神のロベルト・スアレス投手がトップに立った。7月中旬からクローザーを担うと、高い安定感でその座を死守。8月だけで7セーブ、月間防御率は1.80をマークした。2位には9セーブで中日のライデル・マルティネス投手、ヤクルトの石山泰稚投手が並んでいる。
ロベルト・スアレス 12セーブ
ライデル・マルティネス 9セーブ
石山泰稚 9セーブ
♢ホールドポイント
ホールドポイント数は、16ホールドポイントを挙げた広島の塹江敦哉投手、ヤクルトの清水昇投手の2人がトップに並んだ。ともにセットアッパーを務める両者だが、8月の成績は明暗が分かれた。9ホールド、月間防御率0.75と申し分ない成績を残した塹江に対し、6、7月度ホールドポイント数トップの清水は、4ホールドポイント、防御率4.00とやや精彩を欠いた。頭角を表している同い年2人のタイトル争いにも目が離せない。3位には13ホールドポイントでDeNAの石田健大投手、中日の祖父江大輔投手が並んでいる。
塹江敦哉 16ホールドポイント
清水昇 16ホールドポイント
石田健大 13ホールドポイント
祖父江大輔 13ホールドポイント
♢奪三振
最多奪三振は、73奪三振で中日の大野雄大投手だ。大野は7月31日ヤクルト戦から4試合連続完投勝利、3試合連続2桁奪三振を記録。疲れの見え始める夏場だが、さらに状態を上げてきた。2位は67奪三振で巨人の菅野、3位は64奪三振で広島の森下となっている。
大野雄大 73奪三振
菅野智之 67奪三振
森下暢仁 64奪三振
涌井秀章が3冠、中田翔は2部門でトップ、柳田悠岐は意外にも無冠にーー8月終了時点のタイトル選手は?<パ・リーグ編>