涌井秀章が3冠、中田翔は2部門でトップ、柳田悠岐は意外にも無冠にーー8月終了時点のタイトル選手は?<パ・リーグ編>
2020/09/04
打者成績(打率、本塁打、打点)
♢打率(規定以上)
首位打者は、打率.372をマークしたオリックス・バファローズの吉田正尚外野手だ。8月は本塁打こそ2本に留まったものの、月間打率.430と驚異的な数字を残し、2位以下を引き離した。2位は打率.352で福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐外野手、3位は打率.344で東北楽天ゴールデンイーグルスの鈴木大地内野手となっている。
吉田正尚 打率.372
柳田悠岐 打率.352
鈴木大地 打率.344
♢本塁打
本塁打王は、21本塁打を放った北海道日本ハムファイターズの中田翔内野手だ。6、7月と打率こそやや低迷していたが、8月は打率.286と調子を上げ、9本塁打を放ち一気にトップへ躍り出た。2位は1本差の20本塁打でソフトバンクの柳田、3位には18本塁打で楽天の浅村栄斗内野手、埼玉西武ライオンズの山川穂高内野手が並んでいる。
中田翔 21本塁打
柳田悠岐 20本塁打
浅村栄斗 18本塁打
山川穂高 18本塁打
♢打点
打点王は、68打点を挙げた日本ハムの中田が本塁打との二冠となった。8月は球団記録に後1つと迫る31打点を挙げ、チームを牽引。本人もこだわりを見せる打点では両リーグトップの数字を誇っている。2位は65打点で楽天の浅村、3位は54打点で西武の山川となっている。
中田翔 68打点
浅村栄斗 65打点
山川穂高 54打点
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