涌井秀章が3冠、中田翔は2部門でトップ、柳田悠岐は意外にも無冠にーー8月終了時点のタイトル選手は?<パ・リーグ編>
2020/09/04
投手成績(防御率、勝利、勝率)
♢防御率(規定以上)
最優秀防御率は、防御率2.25をマークした楽天の涌井秀章投手だ。8月はさらに安定感を増し、月間防御率1.47、QS(クオリティスタート)率は100パーセントを記録し、リーグ唯一の2点台を誇った。2位は防御率3.02でオリックスの田嶋大樹投手、3位は防御率3.38で同じくオリックスの山本由伸投手となった。
涌井秀章 防御率2.25
田嶋大樹 防御率3.02
山本由伸 防御率3.38
♢勝利
最多勝は、6、7月度に続き楽天の涌井となった。8月は4試合に登板し、3勝1敗。ロッテ時代の2015年以来4度目の最多勝へ向け、好調を維持している。2位は6勝でソフトバンクの石川柊太投手、3位は5勝で日本ハムの杉浦稔大投手ら7人が並んでいる。
涌井秀章 8勝
石川柊太 6勝
杉浦稔大 5勝
則本昂大 5勝
平井克典 5勝
千賀滉大 5勝
石川歩 5勝
ドリュー・バーヘイゲン 5勝
美馬学 5勝
♢勝率(規定以上)
最高勝率も、6、7月同様に勝率.889で楽天の涌井が制し、投手三冠となった。涌井は開幕から無傷の8連勝。8月26日ロッテ戦で今季初黒星を喫し連勝記録は止まったが、勝ち星を大きく先行させている。2位は勝率.714でロッテの石川歩投手、3位は勝率.625で楽天の則本昂大投手となった。
涌井秀章 勝率.889
石川歩 勝率.714
則本昂大 勝率.625