巨人・澤村拓一とロッテ・香月一也が電撃トレード 澤村「成長し元気な姿を」、香月「貪欲に精一杯頑張る」
2020/09/07
読売ジャイアンツと千葉ロッテマリーンズが7日、交換トレードが合意に達したと発表した。これにより、澤村拓一投手がロッテへ、香月一也内野手が巨人へそれぞれ移籍することとなる。
澤村は、佐野日大高、中央大を経て、2010年ドラフト1位で巨人に入団した32歳。ルーキーイヤーから先発として11勝、防御率2.03をマークし、新人王に輝いた。入団5年目の2015年からはクローザーに転向。2016年には37セーブを挙げ、最多セーブのタイトルを獲得した実績を持つ。しかし近年は成績が低迷。今季は13試合の登板で、防御率6.08と精彩を欠いていた。ロッテでの新背番号は未定となっている。
澤村は、巨人の公式サイトにて、「監督、コーチ、選手、チームスタッフ、読売巨人軍にかかわる全ての関係者の方々、そして全国のジャイアンツファンの皆様、これまで応援していただきありがとうございました。マリーンズに移籍しても、成長し、元気な姿を一人でも多くの方に届けられるよう頑張っていきます。9年半、本当にありがとうございました。また、球場でお会いしましょう」とコメントしている。
一方の香月は、大阪桐蔭高から2014年ドラフト5位でロッテに入団した24歳。入団2年目の2016年に一軍初出場を果たし、昨季は初本塁打もマークするなどパンチ力ある打撃が持ち味だが、今季の一軍出場はなかった。巨人での新背番号は「68」となる。
香月は、ロッテの公式サイトにて、「入団をして6年、マリーンズで活躍できなかったことに関してはすごく悔いがありますが、応援してくださった皆様、お世話になった皆様にはジャイアンツで頑張る事でいい報告が出来ればいいなあと思っています。応援してくださいました皆様、本当にありがとうございました。チームは変わりますがこのチャンスを生かすべく貪欲に、精一杯、頑張ります」と新天地での活躍を誓った。