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「巨人に勝った時は最高」虎投打の助っ人コンビで勝利 巨人とゲーム差なしの2位タイに

21日、阪神甲子園球場で阪神対巨人が行われ、阪神が2-1逃げ切った。これで首位・巨人とゲーム差なしの2位タイに浮上した。

2015/07/22

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何としても取りたいゲーム

 0対0の均衡が破れたのが6回裏。阪神の27イニングぶりの得点となった。鳥谷がヒットで出塁すると、上本が送る。ゴメスが敬遠されて2死1、2塁。マートンは杉内のインコース高めを思い切り叩くと風にも乗って亀井のグラブの先、レフトフェンスを直撃。先制の二塁打となった。

 マートンは「巨人に勝った時はめっちゃいい。メッセンジャー、めっちゃいいピッチャー」とご機嫌なヒーローインタビューだった。

 和田監督は「何としても取りたいゲーム。メッセンジャーは粘り強く投げてくれた。序盤のピンチ凌いでいたが、力を使っていたので今日は8回で交代した。杉内には接戦に持ち込んで、と考えていた。マートンがよく打ってくれた。あの回は鳥谷が出て上本がバントで送ってという攻撃ができた」と喜んだ。

 巨人の杉内は得意な阪神戦だったが、マートンへの失投だけが悔やまれる。初回を無難に立ち上がり、前半は力みがなく、5回まで散発4安打。メッセンジャーより内容は良かった。
 マートンにタイムリーを打たれた時点で、原監督は杉内を笠原に即スイッチした。20日のゲームも8回のピンチにマシソンが山口をリリーフしたが、そのマシソンがゴメスに四球を出すと一人に対しただけで、澤村に交代という厳しい決断を下した。混戦を抜け出すための戦い方の意思表示を選手がどう、感じるか。盟主の意地が夏に試される。

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