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過去4戦4敗のポレダから勝利の阪神 和田監督「攻略できたのは大きい」

22日、阪神甲子園球場で阪神対巨人戦が行われ、阪神が4-2で勝利。後半戦最初のカードを勝ち越して、首位に浮上した。能見が6回1失点と粘りのある投球を見せた。

2015/07/22

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 阪神は初回、2四死球などで二死満塁のチャンスをつくると、昨日に続き6番に入った新井が走者一掃の適時二塁打を放ち3点を先制。投げては先発・能見が6回1失点と試合をつくり、投打がかみ合った阪神が4-2で接戦を制した。

 巨人は4度得点圏にランナーを進めながらあと一本が遠く、初回の3失点が重くのしかかった。

新井の一打は、能見への大きな援護に

 阪神は、ポレダの不安定な立ち上がりを攻めた。

 初回、先頭の鳥谷が安打で出塁すると、上本がきっちり犠打を決め得点圏へランナーを進めクリーンアップを迎える。3番・福留は遊ゴロに倒れたが、ゴメスが四球、マートンが死球で出塁し満塁。続く新井がポレダの初球を捉える。詰まったように見えた打球は大きく伸び、一度前進し慌てて下がった立岡の頭上を超え適時二塁打となり、一挙に3点。

 先発・能見は初回、そして3点先制直後の2回を三者凡退に抑える完璧な立ち上がりを見せるも、3回以降は毎回得点圏に走者を背負う苦しい内容となった。

 5回には二死一、二塁から井端に適時打を浴び1点を返される。
 しかし、続く坂本をフォークで空振り三振に切って取るなど粘り強いピッチングで、再三のピンチにも崩れなかった。

 2点差になった直後の6回、阪神は江越の2号のソロ本塁打が飛び出し、貴重な追加点を挙げた。

 7回からは安藤がマウンドへ。能見は6回95球、被安打6、奪三振4、1失点だった。代わった安藤は、代打の堂上に本塁打を許すが後続を断つと、8回は福原、9回は呉昇桓とリリーフ陣が巨人打線を抑えて、2点のリードを守り切った。

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