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周東佑京、増田大輝、佐野皓大、和田康士朗…代走の切り札担う育成から這い上がった韋駄天たち

2020/09/29

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巨人の新たな切り札・増田大輝

 最も「代走の切り札」としての活躍を見せているのが巨人の増田大輝内野手だ。
 
 増田は、四国IL・徳島から2015年育成ドラフト1位で入団。大学中退後に一度とび職に就くも、野球の道に戻り、独立リーグを経てドラフト指名を受けた苦労人だ。
 
 ルーキーイヤーは主に三軍で経験を積むと、2年目の2017年には一軍のオープン戦に帯同。シーズンでは二軍で好成績を残し、7月28日に支配下契約を結んだ。
 
 しかし、以降も二軍暮らしが続き、昨季念願の一軍デビュー。主に代走、守備固めとして存在感を見せ、リーグ6位タイの15盗塁をマークした。
 
 今季は開幕から代走の切り札として起用されると、積極的に盗塁を仕掛け、多くの得点を演出した。すでに昨季を上回る16盗塁をマーク。規定打席未満ながら、盗塁王も視界にとらえている。
 
今季成績 58試合、16盗塁(企図数20回)、盗塁成功率.800
 
月別成績 6月 8試合、2盗塁(企図数2回)、盗塁成功率1.000
     7月 19試合、6盗塁(企図数8回)、盗塁成功率.750
     8月 15試合、4盗塁(企図数4回)、盗塁成功率1.000
     9月 16試合、4盗塁(企図数6回)、盗塁成功率.667
 
通算成績 133試合、31盗塁(企図数37回)、盗塁成功率.838

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