佐野恵太が首位打者と最多安打の2冠に浮上、菅野智之は3冠を維持ーー9月終了時点のタイトル選手は?<セ・リーグ編>
2020/10/04
打者成績(打率、本塁打、打点)
♢打率(規定以上)
首位打者は、打率.349をマークした横浜DeNAベイスターズの佐野恵太外野手だ。シーズンの佳境を迎えた9月はさらに打率を上げ、昨年まで4番と主将を務めた筒香嘉智外野手(現タンパベイ・レイズ)の穴を埋める働きを見せている。2位は打率.330で東京ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手、3位は打率.319でDeNAの梶谷隆幸外野手となっている。
佐野恵太 打率.349
村上宗隆 打率.330
梶谷隆幸 打率.319
♢本塁打
本塁打王は、3ヶ月連続で22本塁打を放った読売ジャイアンツの岡本和真内野手となった。9月は打率3割を超えるなど本来の調子を取り戻し、6本のアーチを描いて数字を伸ばした。2位は22本塁打で阪神タイガースの大山悠輔内野手、3位には19本塁打でヤクルトの村上、広島東洋カープの鈴木誠也外野手が並んでいる。
岡本和真 24本塁打
大山悠輔 22本塁打
村上宗隆 19本塁打
鈴木誠也 19本塁打
♢打点
打点王も、72打点を挙げた巨人の岡本で、8月に続いて本塁打との2冠となった。9月は22打点を稼ぎ、2位との差を広げた。2位は64打点でヤクルトの村上、3位は63打点で中日ドラゴンズのダヤン・ビシエド内野手となっている。
岡本和真 72打点
村上宗隆 64打点
ダヤン・ビシエド 63打点
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