上武大・古川裕大とは。大学ナンバー1の呼び声高い強肩強打の即戦力捕手 3年時には大学日本代表に選出【ドラフト2020】
2020/10/07
Getty Images
プロ野球ドラフト会議を10月26日に控え、学生野球に注目が集まっている。今回は、ドラフト候補として名前が挙がる上武大(関甲信学生野球連盟)の古川裕大捕手に焦点を当てる。
福岡県出身の古川は、長峰クラブ(福岡県八女市立長峰小)、久留米ボーイズ(福岡県八女市立福島中)、久留米商業高を経て、上武大に入学した右投左打の捕手。身長182センチ、体重83キロ(上武大野球部HPより)。
久留米商業高時代には、クリーンアップを担う正捕手としてチームの要となったが、甲子園出場は果たせなかった。
上武大では、1年春からベンチ入り。2年春からはレギュラーを掴むも、同ポジションには2学年上にチームの中心選手として活躍していた吉田高彰捕手(現セガサミー)がいたため、主に指名打者(DH)として出場し、ベストナインも獲得した。3年春からは正捕手に定着し、最多本塁打、最多打点、最高出塁率に輝く活躍。捕手としてもベストナインを獲得し、チームをリーグ優勝へと導いた。
3年時には「侍ジャパン」の大学日本代表に選出。第43回日米大学野球選手権大会で郡司裕也捕手(現中日ドラゴンズ)、佐藤都志也捕手(現千葉ロッテマリーンズ)、海野隆司捕手(現福岡ソフトバンクホークス)とプロに進んだ3捕手らとともに国際大会を戦った。持ち味の長打力光る打撃と強肩を活かした守備で、大学ナンバー1捕手との呼び声も高い。
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