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髙橋宏斗、中森俊介…2020年高校生ドラフト注目選手は?<投手編>【ドラフト2020】

2020/10/10

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高校生ドラフト注目投手10名

髙橋宏斗
右投右打
中京大中京高(愛知)
 
 ドラフトの目玉となっている中京大中京高の髙橋。大学進学が既定路線と言われていたが、一転プロ志望を表明した。昨秋の明治神宮大会を制覇した右腕は、最速154キロを誇る本格派ながら制球力も高く、智辯学園と対戦した今夏の甲子園交流試合では、延長10回149球の熱投で完投勝利を挙げた。
 
中森俊介
右投左打
明石商業高(兵庫)
 
 高橋とともにドラフト1位候補と目されている明石商業高の中森。1年夏から甲子園のマウンドに立つなど経験豊富で、2年時にはエースとして春夏連続4強入りに大きく貢献した。桐生第一と対戦した甲子園交流試合では、150キロを計測した速球と鋭く落ちるフォークを武器に9三振を奪い、2失点完投勝利を収めた。
 
小林樹斗
右投右打
智辯和歌山高(和歌山)
 
 智辯和歌山高の小林は、質の良い速球を投げ込む本格派右腕。2年秋から主戦を担い、3年夏の代替大会ではリリーフエースとして優勝に貢献した、尽誠学園と対戦した甲子園交流試合では、3回無失点の好リリーフを見せた。
 
山下舜平大
右投右打
福岡大大濠高(福岡)
 
 福岡大大濠高の山下は、スケールの大きい長身右腕。甲子園球場で行われたプロ志望高校生合同練習会では、150キロを超える速球と落差の大きいカーブが冴え、打者5人に対し3奪三振を記録した。
 
加藤翼
右投右打
帝京大可児高(岐阜)
 
 帝京大可児高の加藤は、最速153キロを誇る豪腕。山下と同じく甲子園球場で行われたプロ志望高校生合同練習会に参加し、打者5人に対して持ち味の速球で2三振を奪った。
 
松本隆之介
左投左打
横浜高(神奈川)
 
 横浜高の松本は、高校ナンバー1左腕の呼び声も高い。2年春には甲子園のマウンドも経験。高校生ながら最速152キロを誇る長身左腕という希少性も魅力の一つだ。
 
髙田琢登
左投左打
静岡商業高(静岡)
 
 静岡商業高の髙田は、松本に匹敵する左腕として好評価を得ている。中学時代にも日本代表入りするなど注目され、多くの強豪校からの誘いがあったが、父が監督を務める同校に進学。甲子園出場経験はないが、緩急自在の完成度高い投球が特徴だ。
 
下慎之介
左投左打
健大高崎高(群馬)
 
 健大高崎高の下は、奪三振能力の高い左腕。昨秋の明治神宮大会では、高橋を擁す中京大中京高に敗れ惜しくも準優勝となったが、速球と切れ味鋭いスライダーを武器に投球回を上回る奪三振を記録した。
 
川瀬堅斗
右投右打
大分商業高(大分)
 
 大分商業高の川瀬。2年時、3年時とけがとの戦いを乗り越え、主戦投手として迎えた甲子園交流試合。本調子ではなかったが、修正能力の高さで3失点完投と潜在能力を発揮した。福岡ソフトバンクホークスで活躍する川瀬晃内野手は、実兄にあたる。
 
豆田泰志
右投右打
浦和実業高(埼玉)
 
 浦和実業高の豆田。2年夏に強豪・浦和学院相手に完封勝利を挙げ、一躍注目を浴びた。以降も実力を伸ばし、東京ドームで行われたプロ志望高校生合同練習会では、打者7人を無安打に抑え、5三振を奪うなどその実力を見せつけた。

 
 他にも昨夏の甲子園優勝投手となった履正社高の岩崎峻典、千葉県独自大会を制した木更津総合高のエース・篠木健太郎、最速152キロを誇る常総学院高の菊池竜雅などが注目されているが、現時点でプロ志望届は提出していない。(10月9日現在)
 
 
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