大谷翔平がシーズン自己最多タイの11勝目 西武は、記録づくめのおかわり弾も投壊
24日、西武プリンスドームにて埼玉西武対日本ハム戦が行われ、13-6で日本ハムが勝利した。西武は中村が1000本安打と300本塁打を同時に達成、さらに通算満塁本塁打数1位タイに並んだ。主砲がバットでチームを鼓舞し、一時は日本ハムのエース・大谷相手に同点に追いついたもの、投手陣が崩壊。中盤から勢い付いた日本ハム打線に突き放された。
2015/07/25
エースで落とせない日本ハムは打線が奮起
大谷がまさかの5失点で、一気に追いつかれた日本ハム。4連敗中のチームは、エースで試合を落とすわけにはいかない。
西武に傾きかけた流れを再び引き寄せたのが、先制弾のレアードだった。
3番手でマウンドに上がった岡本洋の変化球をフルスイング。打球は再びレフトスタンドへ飛び込む勝ち越し弾となった。その後は日本ハムの打線が爆発。
尻上がりに勢いを増し、8回には6番手の増田に襲い掛かり、打者11人で7安打、一挙6得点の猛攻で打ち崩した。
試合は13-6で日本ハムが大勝し、連敗を4でストップ。大谷は今季自己ワーストタイの5失点ながらも、シーズン自己最多タイの11勝目をあげた。
記録づくしのおかわり弾も、投手陣が打ち込まれた西武。
投手陣について「勢いを止めるピッチャー陣がいないのは今のうちの課題」と指揮官は頭を悩ませた。投打がなかなか噛み合わない西武は、主砲の偉業に、勝利で花を添えることはできなかった。
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