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「こんなにしびれる対決はない」今季4度目、前田とのエース対決は菅野に軍配

24日、マツダスタジアムにて広島対巨人の試合が行われ、2-1で巨人が勝利した。

2015/07/25

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菅野は再三のピンチを切り抜けて8勝目

「前田さんとこういうゲームができて、しびれる対決で野球人生の中で忘れられない試合になった。先に点をやらない、マウンド降りないように心掛けた」と菅野。

「7回を凌げたことがキーポイントだった」と菅野が言うように、この試合は一つの山があった。7回、1死から1番の田中に死球。菊池がバントで送ってバッターボックスに丸。菅野は渾身のストレートで三振に切って取ると、思わずガッツポーズが出た。

 菅野は、1番の田中に1回・3回は安打で、5回は四球とすべて無死から出塁された。いずれの回も、2死一、二塁まで攻められるが、シアーホルツを外野フライと内野ゴロにそれぞれ打ち取った。

「菅野はナイスピッチング」と原監督もエースの投球を称賛。135球、被安打9を許しながらも、8勝目をあげた。

 前田も被安打6、内容では菅野を上回っていただけに惜しまれる。5回まで4回を除いて毎回ヒットで走者を出したが散発。スライダーを駆使して危なげなかった。そこから3イニングも三者凡退で完封ペースだった。原監督は「あの(坂本の)四球からね、うちに(勝機が)めぐって来た」と言うように、小さなほころびが勝敗を分けた。

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