「アピールしたかった」ドラ3ルーキー江越、藤浪の力投にこたえる貴重な一発
24日、甲子園で阪神対DeNAの試合が行われ、阪神が3-0で勝利した。
2015/07/25
24日、甲子園で阪神対DeNAの試合が行われ、阪神が江越の2試合連続となる本塁打で2点を先制すると、エース・藤浪がDeNA打線を完封し、3-0で阪神が勝利した。阪神はおよそ1カ月ぶりの3連勝で貯金を1とし、首位を守った。DeNAは今季3度目の4連敗で今季最多タイの借金4となった。
プロ入り自身最多152球の熱投
最後の打者をライトフライに抑えると、笑顔を見せ右手でグラブを叩いた。阪神の3年目、藤浪が今季2度目の完封勝利を収めた。「まっすぐが良く、ピッチングが楽になった」の言葉通り、いつも以上に直球に威力があった。自己最速の158kmには届かずも、157kmを連発。9回にも153kmを計測するなど、とことん直球で押した。
ピンチもあった。
3回、自身のフィールディングミスなどもあり二死満塁でバッターは3番梶谷。ここも直球で押し切り、最後はカットボールでセカンドゴロに抑えた。勝負所で低めに制球されたボールにDeNA打線は長打を放つことができなかった。
結局、藤浪は最後までマウンドに立ち続け、9回被安打5、12奪三振、プロ入り自身最多となる152球の内容。8勝目を完封で飾った。
【次ページ】期待の長距離砲、2試合連続の本塁打
1 2