4球団競合の佐々木朗希、3球団競合の奥川恭伸と石川昂弥、新人王候補筆頭の森下暢仁…ドラフト目前、2019年ドラ1の今季を振り返る【ドラフト2020】
2020/10/21
パ・リーグ
パ・リーグは、西武の宮川哲投手、楽天の小深田大翔内野手が一軍に定着。特に小深田は、規定打席に到達して打率.280、15盗塁をマークしており、新人王の筆頭候補となっている。高卒では、オリックスの宮城大弥投手が先発として一軍デビューを果たした。
<埼玉西武ライオンズ>
宮川哲(東芝)
外れ1位競合の末、西武に入団した宮川。即戦力のリリーフとして開幕一軍入りを果たした。一時はリードした展開での登板を任されるなど、ここまで42試合に登板。防御率4.06ながら、37回2/3を投げ、41奪三振と高い奪三振率をマークしている。
<千葉ロッテマリーンズ>
佐々木朗希(大船渡高)
4球団競合の末、ロッテに入団した佐々木朗。最速163キロを誇る右腕は、現時点で1、2軍ともに登板はなし。吉井理人一軍投手コーチの指導の下、1軍への帯同を続けており、今季中のデビューが示唆されている。
<北海道日本ハムファイターズ>
河野竜生(JFE西日本)
外れ1位競合の末、日本ハムに入団した河野。貴重な左の先発として開幕ローテーション入りを果たした。7月19日にはプロ初勝利をマーク。しかし、1軍で防御率5点台、2軍で4点台と本領発揮とはなっていない。
<オリックス・バファローズ>
宮城大弥(興南高)
外れ外れ1位でオリックスに入団した宮城。ファームでは主に先発として5勝、防御率3.02の好成績を残し、10月4日に1軍初登板を果たした。ここまで2試合に先発登板。初勝利はお預けとなっているが、高卒らしからぬマウンドさばきで好投を見せている。
<福岡ソフトバンクホークス>
佐藤直樹(JR西日本)
外れ1位でソフトバンクに入団した佐藤。開幕2軍スタートとなり、現時点で1軍出場はなし。ファームでも49試合の出場で打率.223と打撃面で苦戦しているが、16盗塁をマークするなど持ち味の俊足で存在感を放っている。
<東北楽天ゴールデンイーグルス>
小深田大翔(大阪ガス)
外れ1位で楽天に入団した小深田。期待通り開幕1軍入りを果たした。当初は途中出場が続いていたが、7月からはスタメンの機会も増え、現在は遊撃のレギュラーに定着。95試合の出場で打率.280、15盗塁をマークしており、新人王の筆頭候補に名を連ねている。
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