西武・高橋朋己、今季限りで現役引退を発表「すべてやり尽くしました」 同級生の木村文紀「復帰が叶わなくて残念」
2020/10/20
埼玉西武ライオンズ
埼玉西武ライオンズは20日、髙橋朋己投手が今季限りでの現役引退を表明したと発表。同日、会見が行われた。
加藤学園高、岐阜聖徳学園大、西濃運輸を経て、2012年ドラフト4位で西武に入団した高橋朋。ルーキーイヤーからリリーフとして24試合に登板。翌14年には63登板で29セーブ、防御率2.01と抜群の安定感を示した。
プロ通算成績は、160試合(151回)で、6勝5敗、52セーブ、40ホールド、167奪三振、防御率2.74となっている。
髙橋朋は会見で、
「8年間、プロ野球選手としては短い時間でしたが、すごく濃い、いい時間を過ごすことができました。今年も育成選手として契約してもらえたので、何とか復帰できるように頑張ってきました。治療、トレーニング、食事だったりと、自分の中ではすべてやり尽くしました。
それでも8月にバッティングピッチャーとして投げた時にすごい痛みがあって、いい意味であきらめがついたので自ら決断しました。球団からは、リハビリで苦しいなか、変わらずいろんな選手と接してくれてありがとう、と言ってもらえたのがうれしかったです。腐らずやってきてよかったと思えました。
10月30日のファームの試合で、9回に打者ひとりですけど、投げさせてもらえることになりましたので、そこに向けて精一杯頑張ります」と語った。
以下、引退を受けての3選手のコメント
〇増田達至投手
一緒にライオンズに入団してから、同級生として切磋琢磨して練習に励んできたことが思い出されます。8年間、お疲れ様でした。ゆっくり休んでくださいね!
〇平良海馬投手
(引退は)今日知りました。びっくりしました。8年間、本当にお疲れ様でした。今シーズン終了まで、登場曲は使わせていただきます!
〇木村文紀外野手
僕自身は、髙橋の復帰を望んでいました。リハビリを一生懸命頑張っていたのも知ってましたし。復帰が叶わなくて残念です。また同級生がひとり減ってしまうけど、髙橋の分まで、今後の野球人生で僕が頑張ります。今までありがとう!ゆっくり体を休めてください。お疲れさま!