ドラフト隠し玉となるか? 独立リーグからNPB入り目指す選手たち<ルートインBCリーグ・四国アイランドリーグplus・さわかみ関西独立リーグ>【ドラフト2020】
2020/10/23
Getty Images
ルートインBCリーグ
田澤純一(埼玉武蔵ヒートベアーズ)
投手
右投右打
横浜商科大高-新日本石油ENEOS(現JX-ENEOS)-ボストン・レッドソックス-マイアミ・マーリンズ-デトロイト・タイガース(マイナー契約)-ロサンゼルス・エンゼルス-シカゴ・カブス(マイナー契約)-シンシナティ・レッズ(マイナー契約)
今季成績 16試合(16回)、2勝0敗、12奪三振、防御率3.94
大きな注目を集めているのが、埼玉武蔵ヒートベアーズで日本球界に復帰した田澤だ。「田澤ルール」(※)により今季のNPB入団は絶望視されていたが、日本プロ野球選手会からの要望で撤廃が決定。今秋のドラフト指名を受ければ、NPB入りが可能となった。34歳という年齢は懸念材料だが、150キロを超える速球は健在。MLB通算388試合登板の実績は大きな魅力だ。
鈴木駿輔(福島レッドホープス)
投手
右投右打
聖光学院高-青山学院大(中退)
今季成績 15試合(108回1/3)、10勝1敗、98奪三振、防御率1.58
福島レッドホープスの鈴木。青学大では、1年時からリーグ戦に出場し二刀流として活躍していたが、中退を決断した。BC・福島には昨季の5月に入団し、初年度から先発の一角を担った。今季は最速153キロの速球を武器に最多奪三振のタイトルを獲得。リーグ2位の10勝、防御率1.58をマークした。
速水隆成(群馬ダイヤモンドペガサス)
捕手
右投右打
桐生第一高
今季成績 59試合、打率.393、75安打、13本塁打、47打点、2盗塁
群馬ダイヤモンドペガサスの速水。桐生第一高では、長打力が魅力の一塁手として2年春の甲子園に出場した。2016年にBC・群馬へ入団後は、強肩を活かすため捕手に挑戦。今季は首位打者と最多安打の2冠に輝き、13本塁打はリーグ2位、47打点は同4位と屈指の強打者に成長した。
赤羽由紘(信濃グランセローズ)
内野手
右投右打
日本ウェルネス筑北高
今季成績 58試合、打率.270、50安打、8本塁打、43打点
信濃グランセローズに所属する弱冠20歳の赤羽。日本ウェルネス筑北高での高校通算本塁打数は30本を超えた。昨季にBC・信濃へ入団すると、初年度からレギュラーとして活躍。今季は打撃の確実性も増し、「5番・三塁」を主戦場とした。
他には栃木ゴールデンブレーブスの石田駿投手、新潟アルビレックスBCの前川哲投手、神奈川フューチャードリームスの牧田龍輝内野手らも注目されている。
※田澤ルール… ドラフト対象のアマチュア選手が国内球団を経由せずに海外でプレーした場合、その選手が帰国しても高校出身選手は3年、大学・社会人出身選手は2年、ドラフト指名が凍結されるという事項。2008年に田澤がNPBを経由せずにMLBに挑戦したことをきっかけに創設された制度のため、通称として呼ばれている。