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12球団の人口ピラミッドは? 球団別年齢分布・年齢構成から見るドラフト・FA補強ポイント<セ・リーグ編>【ドラフト2020】

プロ野球志望届の提出が12日に締め切られ、高校生216人、大学生158人の計374人のドラフト指名候補が出そろった。26日のドラフト会議、またオフの移籍市場を前に、各球団の補強ポイントを、年齢構成の観点から探る。(※図表には、引退を表明している選手らも含まれる)

2020/10/23

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東京ヤクルトスワローズ


 
 ヤクルトは、昨年のドラフトで投手を集中指名(1~4位)。オフにはソフトバンクから長谷川宙輝(22歳)、今野龍太(25歳)らを補強し、シーズン中にも独立リーグから歳内宏明(27歳)を獲得。昨年から年齢構成を大幅に改善させた。
 
 補強ポイントは、即戦力外野手か。今年は山崎晃大朗が台頭したが、レギュラー定着が望まれる塩見泰隆らが伸び切らず、依然ベテランの青木宣親、坂口智隆らに頼る状態。山崎、塩見も27歳と中堅に差し掛かっており、下からの突き上げを期待する意味でも優先したいポジションだ。
 
 また注目される山田哲人の去就次第では、センターラインの補強も必要だろう。若手の捕手が少ないのも気になるところだ。
 
 もちろん例年通り試合を作れる投手は補強したい。全体的に高齢化が進み課題は山積みだが、ヤクルトはどのような優先順位でドラフト、ストーブリーグに臨むのだろうか。

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