中日・吉見一起、今季限りでの現役引退を発表「次へのステップに移行することも考え決断」
2020/11/02
中日ドラゴンズは1日、吉見一起投手が今季限りで現役を引退すると発表した。また、引退セレモニーなどについては後日発表される。
吉見は、金光大阪高、トヨタ自動車を経て、2005年大学生・社会人ドラフト希望枠で中日に入団。最多勝2度(2009年、11年)、最優秀防御率と最優秀投手(現最高勝率)1度(ともに2011年)と輝かしい実績を誇る。今季はファームでリーグ3位の5勝を挙げたものの、1軍では4試合の登板で、1勝2敗、防御率5.71と精彩を欠いた。
NPB通算成績は、11月1日時点で、222試合(1286回2/3)を投げ、90勝56敗、11ホールド、22完投、13完封、844奪三振、防御率2.94となっている。
吉見は球団を通じて、「今シーズンをもって引退することになりました。体は元気なので、まだプレーヤーとしてやりたい気持ちもありますが、ここ数日、家族とも相談していろいろ考えた末、将来、指導者ということもしてみたい気持ちもあるので、次へのステップに移行することも考え決断しました」と引退の理由を明かしている。
【表】2020-2021年プロ野球12球団現役引退、戦力外、自由契約選手一覧